新海誠監督の映画は、描写が細かく美しいのも見どころの一つです。秒速5センチメートルでは、東京の風景が随所に登場しますが、聖地巡礼を行うファンも少なくありません。そこで、今回は東京周辺の秒速5センチメートルの聖地についてまとめてみました。
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秒速5センチメートル 東京周辺の聖地一覧
秒速5センチメートルの聖地は全国にありますが、こちらの記事では東京周辺の聖地について詳しくご紹介していきます。東京周辺の聖地は主に4か所となります。
①参宮橋駅付近 ②豪徳寺 ③代々木公園、代々木八幡宮 ④新宿駅構内、新宿駅周辺
秒速5センチメートル 東京周辺の聖地詳細
それぞれの聖地について、詳しくみていきましょう。
参宮橋駅付近
出典:http://www.cwfilms
参宮橋公園西側の三叉路は、本編序盤に登場するシーンで画面右側に貴樹と明里が立っています。桜の花びらが落ちるのを2人が見ているシーンと桜を見ていた明里が急に駆け出して貴樹が後を追いかけて坂を駆け降りるシーンも参宮橋公園の情景です。実際は桜の木は無く、新海監督のオリジナリティで完成されています。
参宮橋近くの参宮橋1号の踏切は、明里だけが踏切を渡り、遮断機が下り手前に取り残された貴樹が「明里!」と声をかけるシーンです。踏切の向こうに自動販売機が3台置かれていますが、これもまた実際の情景をかなり忠実に描かれています。参宮橋3号の踏切は、貴樹と明里がすれ違う最後の場面です。
貴樹が受け取った明里からの手紙を授業中に読んでいるシーンで、明里が朗読している中で映し出される情景は参宮橋駅前商店街の坂道です。
豪徳寺
貴樹が帰宅時にクラスメートと駅に向かうシーンで登場します。
学校の最寄り駅で、明里に会うために岩舟駅へ向かう際にも登場します。実際の情景ほぼそのまま忠実に描かれています。豪徳寺駅の改札もほぼそのままです。貴樹が‘コンパス時刻表’を買った書店も豪徳寺駅前にあります。
出典:http://www.cwfilms
代々木公園、代々木八幡宮
電車に乗った貴樹が小学校時代を思い出すシーンで代々木八幡神社の参道の左側にある階段を上から見下ろしたものです。
明里が猫のチョビを撫でながら語りかけるシーン、鳥居の前を2人が走り過ぎるシーンも代々木八幡宮です。観音様の石像、お供え物の花や湯呑みなどもそのまま描かれています。本について語り合いながら2人が階段を下りるシーンは、代々木八幡宮の東側から井の頭通り方向へ出る路地にある階段をモチーフにしています。
明里の転校が決まり、電話ボックスから貴樹に電話するシーンは西参道の電話ボックスです。
出典:http://www.cwfilms
新宿駅構内、新宿駅周辺
貴樹を乗せた電車が新宿に向かって走り去っていくシーンは西参道の小田急線とのオーバークロスから新宿方向を見た情景です。新宿に到着した電車のシーンは小田急新宿駅の5番ホームと思われます。
小田急の改札を出てJRに乗り換えるために降りていく階段は、小田急新宿駅からJR新宿駅西口への連絡階段です。階段を降りた貴樹が岩舟までの切符を買う発券機はJR新宿駅西口左手にあります。
トイレから出て電車を待つ列に並んでいる貴樹のシーンはJR新宿駅の2番ホームから西方向を見た情景です。
出典:https://blogs.yahoo
以上が東京周辺の聖地となります。貴樹と明里が小学校時代に過ごした場所です。いろいろな思い出が詰まった特別な場所が多いですが、子供のころに離れ離れになるのを表現している場所、大人になり2人がすれ違い、それぞれが再出発していくのを表現している場所「踏切」も東京にあります。