映画「君の名は。」が大ヒットを記録していますが、その作中に登場した「口噛み酒」がその特殊な製造方法からネットを中心に話題になっています。
今回は、そんな口噛み酒についてまとめていきたいと思います。

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口噛み酒は実在する!

「君の名は。」の劇中では、神様へ奉納するため、自分の半分を込めた口噛み酒を作りお供えするというものでした。口噛み酒はそれを作った人の魂の片割れとされていて、劇中でも重要な役割を果たしています。
では、口噛み酒は実在するのでしょうか?

出典:http://www.kiminona

調べてみたところ、発祥地は不明ですが、現在でも一部の地域では実際に作られていて、東南アジアから南太平洋域が始まりとして有力なようです。

日本では、稲作農業が始まった頃である、縄文時代後期以降に発生したと考えられています。神事で利用し、子孫繁栄や安定収穫を願っていたそうです。

現在でも、沖縄など一部の地域で行われているようですが、それ以外ではあまり行われていない貢物です。海外ではマレーシアやモンゴルなど東南アジアで作られています。

口噛み酒の作り方

劇中での三葉が口噛み酒を作るシーンはとても印象に残りますよね。こんなお酒の作り方があるのかと驚いた人もいると思います。
そこでここでは、そんな口噛み酒の作り方をご紹介します。

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「君の名は。」ではお米を使用していましたが、でんぷん質を多く含む穀類を炊いたものであればどれでも大丈夫なようです。

1.炊いた穀類を口に含み、時間をかけてよく咀嚼し唾液と混ぜます。
2.10分以上噛み続けると、穀類の粒が完全につぶれ、液体状となりますので、これを容器に吐き出します。
3.容器が一杯になるまでこれを繰り返し、出来上がったらフタをして、暖かいところに一晩寝かせておきます。
4.すると、唾液中のアミラーゼで糖化されたデンプンが発酵し、自然の酵母が働いて、口噛み酒ができあがります。

また、口噛み酒を作れるのは若い未婚の女性のみだと言われています。
穀類を噛んで作るので、発酵するためのアミラーゼだけでなく、唾液中の常在菌群も含まれてしまいますが、産まれてから大病を患うことなく育った若い女性の口内には、健康な細菌のみが存在するので、より混ざりけのないお酒が作れます。

なので、虫歯がなかったり余分な雑菌に侵されていない人、つまり若年層の健康体である女性が、口噛み酒を作るのに最も適しているとされたのでしょう。

口噛み酒の味は?

口噛み酒は実際に飲めるのでしょうか?もし飲めるとしたらどんな味なのか気になりますよね。
現在でも実際に作っている地域はあるので、飲めるのかもしれませんが、やはり実際の口噛み酒を興味本位で自分で作って飲んでみるのは、口の中には雑菌もたくさんあるので、衛生上控えたほうがいいかもしれませんね。

イメージとしては「どぶろく」が近いようです。どぶろくは米と米麹を使用して作ったお酒で、濾さないで仕上げるお酒なので米粒が残っていてどろっとしたのどごしが特徴です。

出典:http://www.shimakanren

口噛み酒もよく噛んでいるとはいえ、どうしてもサラサラの液体のみにはならないので、どろっとしたどぶろくが近いと言われているのでしょう。

どぶろくは、酸味のあるヨーグルトのような味わいで、甘酒のようなもの、赤米を使ったもの、リゾットのようなものなど種類も豊富です。

また、沖縄のミキというお酒が米、麦、乳酸菌などで作られていてドロっとした食感だそうなのでこれも似ているようです。口噛み酒をどうしても飲んでみたくなったら、こういった似ているものを飲んでみるのも1つの方法ですね。

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