映画「君の名は。」の舞台となった糸守町は実在するのか?映画を見た後に気になる方も多いのではないでしょうか。今回は、三葉の故郷で物語の舞台となった糸守町について、実在するのか?などまとめてみました。
三葉の故郷、糸守町はどんなところ?
1300年前の隕石落下で出来た湖があり、囲むように町があります。
作中の糸守町は自然豊かな小さく狭い町で商業施設が何もなく、女子高校生が憧れるようなおしゃれなカフェも遅くまで開いているコンビニエンスストアもありませんが、スナックが2件あります。
巫女が「口噛み酒」を作る風習があり、あの世とこの世の境目となる聖地が存在します。
宮水神社は操り糸による組紐作りを生業としていて三葉はそれを手伝っていました。
その糸は「人と人、離れたものを結びあわせる力がある」と言われています。
糸守の町長は三葉の父親です。
糸守町は実在するか
残念ながら、糸守町は存在しません。
飛騨地方の山奥をイメージして描かれていて様々な場所から良い部分を選んできたは架空の町のようです。
糸守町の聖地巡礼マップ
≪飛騨古川駅≫
瀧達が飛騨へ来て降り立った駅でロータリーでタクシーの運転手さんに聞き込みをするシーンです。
上野駅から新幹線で特急を乗り継いで3時間半はかかるようです。
実際の駅構内は売店がなかったり窓口の形状が作中と少し違うようで、岐阜県飛騨市のJR東海高山本線の高山駅がモデルのなっているという声があります。
出典:http://movie-news20.blog
≪飛騨古川駅橋≫
同じアングルから撮影できるポイントがあります。
≪飛騨市宮川町落合のバス停≫
角川駅からほど近い場所にあり、今は使われていませんが、瀧達が糸守町が見つからずに肩を落としてバスを待つシーンです。
作中では少し幅広く描かれています。
出典:https://www.hida-kankou
≪飛騨市図書館≫
糸守町の隕石被害について調べた図書館はここになります。
飛騨市市役所の敷地内にある図書館で、作中でも名前が登場していました。
隣接する市役所は糸守役場とは無関係でモデルは「かつらぎ町役場」のようです。
≪味処古川≫
司と奥寺先輩が五平餅食べているシーンはこちらのお店で間違いないようです。
≪さくら物産館≫
こちらでは組紐作りの体験が出来ます。
組紐とは三葉がいつも身につけていた、髪の毛を結んでいた綺麗な紐です。
料金は500円ですが、出来あがった物も販売されています。
≪飛騨山王宮日枝神社≫
宮水神社のモデルでは?という神社はいくつかありますが、そのうちの一つがこちらです。
「高山祭」で有名な神社で、鳥居の色は赤ですが作中の形とは少し違っています。
入り口から階段を登っていくとそこにも鳥居があります。
色は赤ではありませんが、こちらが赤ければ似ているようです。
≪気多若宮神社≫
飛騨古川駅からそれほど離れていない場所にある神社で国の重要無形民俗文化財に指定されています。
参道入り口は瀧が地元の人に聞き込みをしているシーンで出てきます。
灯篭の設置場所や形も似ています。
出典:https://www.hida-kankou
飛騨山王宮日枝神社と気多若宮神社を二つ合わせた物がモデルになっているかもしれません。
≪飛騨一宮水無神社≫
名前の一宮の「宮」と、水無の「水」からこちらも「宮水神社のモデルでは?」という声もあります。
ちなみに「氷菓」や、「星空へ架かる橋」などでも使われています。
≪飛騨市立古川西小学校≫
確かではありませんが、三葉達が通う高校「糸守高校」のモデルはここでは?という噂がありますが、高校ではなく小学校など、完全に同じではありませんがそれに近い物があるようです。