今年大ヒットを記録し、話題を集めているアニメ映画、君の名は。は、ストーリーにとどまらず、映像の美しさや魅力あるキャラクターなどが人気のようです。
天文に詳しい人の中で、君の名は。の中で重要な役割を果たす、ティアマト彗星の軌道や周期がおかしいと話題になっています。では、どのように話題になっているのか詳しく見ていきたいと思います。
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ティアマト彗星とは
出典:http://www.kiminona
ティアマト彗星は、君の名はで糸守町に落下する彗星です。この彗星が2つに分裂し落下したことにより、物語が動いていきます。瀧と三葉が出会ったのも、この彗星の落下がなければなかったかもしれませんね。ティアマト彗星の落下により、糸守町は消滅し、町民の多くが亡くなってしまうのです。ちなみに糸守町には合計3度彗星が落下しているようです。
ティアマト彗星のティアマトとは、メソポタミア神話にでてくる蛇身の女神のことだそうです。ティアマトの身体は2つに分かれ、天と地の素材になったのですが、ティアマト彗星が分裂するところとよく似ていますね。
出典:http://gakkenmu
ネット上では、ティアマト彗星が10月4日に接近するという噂がありました。しかし、ティアマト彗星は実在しない架空の彗星ですので、映画の中の話です。映画の中の出来事がいろんなSNSを通じて拡散したと思われます。
ティアマト彗星の軌道と周期がおかしいと話題
では、このディアマト彗星とはどんな彗星なのでしょうか。映画の設定では、1200年の周期で、太陽の周りをまわっている彗星のようです。しかし、このティアマト彗星の設定について矛盾があるとたくさんの人が指摘しています。
周期が1200年の彗星は長周期彗星と呼ばれ、きわめて軌道が不安定です。そのため、一度太陽に接近すると二度とまた接近することはほぼないと考えられています。しかし、ティアマト彗星は地球に3度も落下しているという映画の設定には矛盾があるのではと考えられるのです。
また、ティアマト彗星の軌道についても、映画の始めには太陽の周りをまわっていたはずの彗星が、のちに地球の周りをまわっており、矛盾があるといわれています。地球の重力が一気に増大したということでもなければ、この軌道はありえません。
また、ティアマト彗星が地球と月の間を通過しているという設定ですが、地球に近づいたとして有名なハレー彗星や百武彗星でも地球と月の距離の何倍もの距離があったといわれています。地球と月の間を通過ということになれば、地球は彗星によってどれだけの被害が生じるのか想像もつきませんね。
出典:http://www.kiminona
以上、ティアマト彗星についていろいろ調べてみましたが、映画の中のティアマト彗星は少し現実の彗星とは違うものであると考えていいと思います。あくまでも、現実の話ではない、映画の中の話なので、監督の意図するところもあったのかもしれません。大ヒットを記録した映画であるので、いろいろネット上で批判されることもあるかもしれませんが、そういったことも含めて映画を楽しめればいいなと思いました。
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