今年8月に公開された映画、君の名は。は、ネットや口コミなどで話題を集め、大ヒットを記録しています。その映画に出てくる、物語が展開していくうえで重要な鍵を握るティアマト彗星について、どういった彗星なのか、実在するのか詳しく見ていきたいと思います。
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ティアマト彗星とは
ティアマト彗星は、君の名は。で地球に大接近する彗星です。三葉の住む糸守町に過去2度も落下しており、再度2013年に彗星は2つに分裂し、その1つが糸守町に落下するのです。それにより、糸守町は消滅し、三葉をはじめ町民の大多数が亡くなるのです。
ティアマト彗星の落下により、三葉が死んでしまい、瀧と三葉の入れ替わりが起こらなくなります。そこで、瀧は彗星の落下から三葉や町民を守ろうと動き出すのです。このように彗星の落下により物語が動いていくので、ティアマト彗星は映画でとても重要な役割を担っていますね。瀧と三葉の出会いもティアマト彗星の落下がなければなかったかもしれません。
出典:http://www.kiminona
ティアマト彗星は実在する?モデルは?
では、ティアマト彗星は実在するのでしょうか?10月4日にティアマト彗星が接近するとネット上で騒がれました。しかし、それは映画の中の話であり、もちろん実際に彗星が接近することもありませんでした。
ティアマト彗星については、軌道や周期についておかしいと話題になっており、実際の彗星には考えにくい、地球を周回しているという不自然な軌道をたどっているようです。そういったことからも実在の彗星であるとは考えにくい映画の中での作られた彗星のようですね。
出典:http://www.kiminona
ティアマト彗星のモデルとなった彗星は
地球に接近したとして有名な彗星にハーレー彗星や百武彗星がありますが、実際に落下するなどのレベルではなく、地球からはかなりの距離があり、肉眼で観測できるというぐらいでした。
実際に地球に落下して、町が消滅するほどの彗星落下というのは今までに前例がありませんので、ティアマト彗星の実在のモデルは存在していないかもしれません。
ただ、映画で糸守町に彗星が落下した同じ2013年に、ロシアのチェリャビンスクというところに隕石が落下して多大な被害をもたらしています。死者はいませんでしたが、建物の崩壊や負傷者が多数出たとのことで、ティアマト彗星を作り上げるに当たって何らかの影響をもたらしたということはあるかもしれません。
出典:http://sankei
ティアマト彗星の名前の由来
ティアマト彗星のティアマトとは、メソポタミア神話に登場する蛇の身体をもつ女神のことです。ティアマトはすべての神々を生み出したとされています。戦闘で倒されたティアマトの身体は2つに分断され、天と地を作り出す素となったということです。ティアマト彗星は2つに分裂し、1つが糸守町に落下しました。ティアマトの身体が2つに分裂したのとよく似ていますね。
以上、ティアマト彗星についていろいろ見てみましたが、本物の彗星としてはいくつか矛盾点もあり、架空の彗星であると考えられます。映画の中の物語を作り上げる上でできた彗星であると考えるのが妥当かもしれませんね。
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